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感動を再現するピュアオーディオイヤホン
NUARL NX01A2


初めてNUARLのイヤホンを買ってみました。買ってから初めて知ったのですがNUARLって日本のブランドなんですね、外国のブランドだと思ってましたw
NUARL公式ストアの価格で約¥13,000です。このNX01A2はアラウンド¥1万イヤホンではダークホース的存在だと思ってます。約1か月、エージングは推定で150~200時間鳴らした感想になります。(このイヤホンは要エージング)

音質以外について
ステンレス銅のハウジングで手に持つとやや重みがあります、耳につければさほど気になる重さではない程度です。ドライバーはチタンを使ったD型1基です。音漏れ・遮音性は程々でそんなに酷くはないくらい。ケーブルはリモコンマイクなし、かなりしなやかで取り回しは抜群です。付属の小さいセミハードケースにぴったり収まります。プラグは細いストレートタイプ。タッチノイズはかなり抑えられているほうでしょう。
DAPなどの上流機器にそんなにこだわらなくてもいいくらいに鳴らしやすいイヤホンです。スマホ直刺しでもかなり良い音が鳴ります。

音質について
NX01A2の音質の特徴を簡潔に挙げるとこの2点
〇ストレスのない聴き心地
〇とてもピュアなナチュラルフラットサウンド

そしてNX01A2の音質に関して重要なポイントがHDSSが取り入れられていること。

HDSSの効果としてこのように挙げらています
・歪のないクリアなサウンドの再生
・原音の正確な再現による自然な臨場感
・心理的ストレスの軽減

じっくり聴き込んでこのHDSSの恩恵をよく味わえています。
ウォームかクール・ブライトか問われたらほぼ真ん中と言うのがしっくりくるかなと。
ナチュラル傾向のサウンドなので全く聴き疲れがしない。高域の刺さりが一切ないが抜け感・伸びがしっかりしている。籠っていたり重苦しさもなく快適な聴き心地です。
ナチュラル傾向のイヤホンには同様の聴き心地がありますがNX01A2は聴き疲れによるストレスの無さに加えて迫力不足・パワー感の弱さからくる物足りなさによるストレスが無いのが特徴的。
大人しいナチュラル傾向のイヤホンでハードロック系を聴くともう少しパワフルさが欲しいと感じやすいのですがNX01A2はハードロックを聴いても物足りなさを感じさせないです。(ラルクがかなりヤバいですw)
解像度は¥1万あたりのイヤホンとしてはかなり良い。BAのような繊細さ・分離の良さとは違う音のまとまり・グルーヴ感がかなり強い。分離は良いんですが分離が良すぎないゆえの気持ちよさがあります。分離がしっかりしてるのにグルーヴ感があるというのはななかな面白い。
中高域は自然にクリア。液晶画面で例えると鮮やか過ぎて目が疲れるってことがないような自然さ。
特に横・奥への空間表現がかなり凄い。奥で鳴っている微かなシンセサイザーの音もひっそりと確実に聴きとれる。ハードロックのギターなんかは繊細かつパワフルでノリノリにさせてくれる。凛として時雨のようなドスの利いた中高域はしっかり攻めてるのにキツイとは感じないですね。
ボーカルは突出してなくて真ん中で安定している。あとバックコーラスとの掛け合いがすごく上手くてメインボーカルと離れすぎずにボーカル同士のグルーヴ感が良い。もちろんボーカルは刺さらずにクリアに伸びる。
低音がこれまた特徴的で量感はそこまで多くはないが質感的な重みがしっかりある。楽器(ウッドベース)の微細な低音の響きが繊細かつ生々しい。とても鮮明ではないが存在感がしっかりあり心地よい気分にさせてくれる低音。微細な低音の鳴らし方・表現がすごく特徴的、低音と低音の分離がハイレベル。
語彙力の低い言い方で表現するとめちゃくちゃエモい低音。静かなジャズ系を聴けば静寂の中にそっとウッドベースの滑らかな音が心地よく響く。ロックを聴けば中高域の勢いを下からそっと支えつつ奥深さも醸し出してくれる。歌モノを聴けば低音がより一層曲への投入感を高めてくれる。低音が主役の打ち込み・トランス系を聴けば低音に心・身体が沈み込んでいくような感覚を味わえる。さらに打ち込みや高速ドラムのキレも良いなんてもう反則的w

km1
個人的には倉木麻衣の1stアルバム delicious wayをNX01A2で聴いてほしいなと思います。
全体的に大人しいが故に曲の奥深さがより味わいやすいしバックコーラスとの掛け合いや微細な音の表現も気持ちよく楽しめるでしょう。

どんなジャンルを聴いても惚れこむような聴かせ方をしてくれるイヤホンです。まさに公式の謳い文句にある通り感動を再現するピュアオーディオイヤホン。イヤホンはこれ1本あれば他はなにもいらないというタイプにとてもうってつけでしょう。