こんちゃ、今回は久しぶりにDAPを新調しましたのでその紹介・レビューをします。
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FIIO M7

価格は約¥3万でほどほど、ですが使い込んで思うのが¥3万でかなりおもしろい作り込みをしているなということ。特にワイヤレスが強い!

最初にこのM7どういう人に向いているか要点をあげると以下の通り
〇3.5mmアンバランスで聴くことが多い
〇ワイヤレスの音質にこだわりたい
〇軽くてバッテリー持続時間が長いDAPを持ちたい

(※ファームウェアは発売したての頃の状態です)

音質以外について
UIはAKにはとても敵いませんがまぁ良いといった具合。ウォークマンA40よりやや劣るかなと。
アルバムアートワーク検索をすると動きは滑らかだがアートワークの表示が遅れる。
UIは今後のアップデートで改善されることを期待したいところ。

本体サイドボタン・ボリュームダイヤルは設定から画面オフ時に有効・無効にできるようになってます。

重量感について、パッと見である程度重そうな感じがしますが実際に手に持つと軽いです。
仕様では約116gでウォークマンA40(約98g)よりほんの少し重いくらいですが両方手に持って比べると体感上ほぼ同じくらいに感じます。

付属品にはUSBケーブル(ちなみに本体のUSB端子はタイプC)、シリコンケース、ガラスフィルム(貼り付け済み)となってます。

いままでワイヤレスイヤホンをよく使ってて気になってたこと、他の機器だとペアリングして再生するとボリュームが大きすぎるということがあるんですがM7ならワイヤードのボリュームとワイヤレスのボリュームを別で記憶してくれます ワイヤレスでよくある再生したらボリューム大きすぎるってことがない、ワイヤードもワイヤレスも両方使う人にはとってもありがたい仕様です。

音質以外で特筆すべきはバッテリーの持続時間、公式仕様で20時間とありますが実際に使用してると20時間以上持ちそうに感じます。電源オンからの起動時間が長いこともあり頻繁に電源オフにする必要はないでしょう。音楽再生してないと数10分程度で自動的にスリープ状態になります。

ワイヤードの音質
ざっくり言うとリスニング傾向、アナログ風味の渋い音でバランスは縦に長い台形のようなイメージ。
バキバキの高解像度系ではなく落ち着いた心地よい音を聴かせてくれるタイプ。ですが大人しすぎることなくメリハリがあってパワー感はあるなと感じます。
空間はそこまで広くは感じないですが空気感・余韻の描写は上手くできているように思います。
ボーカルはすごく前に出るわけではないが埋もれてもいない、全体の音と上手く調和している。高域の伸びより中低域の力強さ、渋みが際立つように思う。
主にEX800STで聴いたM7の音の印象を書いているが使うイヤホンの個性が強ければイヤホン側の音のほうが勝るかなと。
個人的にはアニソンメインで聴く人には明るさが物足りない音のように感じるのではと思う。
楽器をバックにした歌モノ系を渋くしっとり聴きたい人好みの音かな。

ワイヤレスの音質
M7のDAPとしての一番の魅力はワイヤレスにあると思う。
まずコーデックでLDAC対応という強み、そしてワイヤレスを考えた本体設計が大きなポイント
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ワイヤレスコーデックはSBCもあるのでいろんなワイヤレスイヤホン・ヘッドホンと接続できるでしょう。
ワイヤレスを考えての本体設計、本体裏面の上部の色が違う部分があるのですがこの部分だけ金属ではない素材でここからワイヤレス送信しているそうです。まるごと金属にするとワイヤレス送信が通りにくいそうで本体の一部に金属じゃない部分を設けているみたいです。
このM7とSONYのWI-1000XをLDACでワイヤレス接続して電車で使ってみましたが一度も途切れませんでした。
ワイヤレス使用時のバッテリー持続時間ですがワイヤード接続時とほぼ変わらないんじゃってくらい持ちます。ワイヤード・ワイヤレスともにバッテリーの減り方がかなり緩やかです。(公式仕様でワイヤレスだと26時間連続再生できるようです)
してなんと言ってもワイヤレスの音質、これが個人的には衝撃的でDAPでここまでワイヤレスの音質変わるものかと思わせてくれたのがM7です。
M7のワイヤレスの性能を余すことなく味わうためにSONYのWI-1000Xを導入して使っているんですが
もはやワイヤードと同等の音と言って過言ではないでしょう。
スマホとDAPとでワイヤレスの差はかなりあるがDAPとDAPとでは微々たる差というのがいままでの印象、しかし既存DAPとM7とではかなり違う! 同じLDAC対応のウォークマンとも違う!
ワイヤレスの音質の差もあるんですがそれよりもM7のワイヤレスの音の個性がハッキリわかるというのがおもしろいところ。他のDAPだとややデジタルチックに感じるところM7だと情報量の多さから滑らかで音1つ1つが濃密に感じられます。まさにワイヤードイヤホンでハイレゾを聴いた時と似たような感触。
WI-1000Xがとても良いワイヤレスイヤホンということもあるんですがまるでワイヤレスという気がしない音。WI-1000Xはワイヤード接続もできるのでワイヤレス接続と比べたんですが確かに音に違いがあるもののどっちもワイヤードじゃないかと思わせるような音でした。
M7×WI-1000Xでコーデックによる違いもわかりやすくaptXからLDACにするとより雑味のない丁寧な音に感じます。
店頭にて他のワイヤレスイヤホンもM7で試してみましたがどれでも良くなるわけではくイヤホン側の質が良ければさらに良くなるといった感じでした。トゥルーワイヤレスでもモノによってはかなり良かったです。

FIIOのDAPの新しいラインナップMシリーズ M7は今後の上位モデルにとても期待させられる出来栄えのDAPになっていますね!