こんちゃ、ついにfinal Eシリーズの在庫復活しましたね!
手元にEシリーズが来て使い込むこと1ヶ月以上、E2000とE3000ともにエージングによる音の変化がおもしろいですね
今回はじっくり使い込んでエージングされたEシリーズの音について紹介していきます♪

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まず先に言っておきます、Eシリーズをお迎えした当初はE2000派だと言っていましたが
じっくり使い込んでいくうちにE3000派になってしまいましたw
もちろんどちらも好きなのですがどちらか1つと言われたらE3000と答えてしまうでしょう
E2000よりもE3000を好きになってしまった理由も含め詳しく紹介します

鳴らしこんだEシリーズ共通の魅力
なんといっても突出した音がないバランスの良さですね
個性がそんなに強くなく質の高い普通に良い音
音楽を心地よく楽しく聴かせてくれるのが本当に得意なイヤホンで
イヤホンの個性よりも聴いてる音楽の魅力に気づかせてくれる、音楽が主役だと思わせてくれます
E2000とE3000とで若干音の性格が違うもののどちらも音楽をイヤホンの個性によって曲の本来の魅力が霞むことがなく音楽を聴くことに至福の快感をもたらしてくれます

鳴らしこんだE2000はクールでエネルギッシュ!
E2000は鳴らしこむことで音に迫力が出てきたのが一番印象的ですね
音1つ1つがクッキリしてより前へと主張してきます
開封したての頃は低音がやや弱いと感じていましたがいまやとてもゴリゴリで力強さのある低音がなるように、と言いつつも音の帯域バランスが偏ってないところが上手いです
ボーカルはイヤホンによっては不自然なほどに近すぎて違和感があるものがあると思うのですがE2000で鳴らすボーカルは近すぎずクッキリしていて人肌の温もりを感じることもできる美しさを堪能できます
またボーカル含めた高域で刺さりがなく心地よく解像度の高さを味わえますね
アルミハウジングらしいやや硬めな感触ながらナチュラルな聴き心地なのはやはりfinalだからこそ
E2000では特にハードロックをメインに聴いているのですがとてもゴリゴリで元気のあるクールさが炸裂した音でとても楽しく聴いてます♪
音場はE3000と比べると劣るもののこの¥4,000あたりの価格帯でこの小さなハウジングのサイズからは予想以上の空間表現ができているのも魅力ですね
finalの公式の説明にもある通りライブで最前列で聴いてるような音の迫力を味わえます
ちなみにあえてE2000の短所を上げると聴きつかれしない音なんだけど激しい音楽を聴いていると楽しみすぎて疲れるみたいなことがありますw

鳴らしこんだE3000は見晴らしのいい極ナチュラルな音
さて鳴らしこんだE3000ですが開封したてから一番変わったと思えるのが籠り感がなくなりすっごくナチュラルな聴き心地になったこと
開封したてのころはピラミッドバランスで全体的にやや不鮮明な音に感じていたのですが
1ヶ月以上じっくり使っていたらほぼフラットかややかまぼこバランスになったと思います
あと籠り感がなくなったことにより音の見晴らしがよくなり空間表現の良さがグンと上がりました
ステンレスハウジングらしい滑らかな音の感触がよりはっきりわかるようになって聴き心地がすごくナチュラルで気持ちよくなりました
E2000と特に違うと感じるのが音の距離感、E2000だと音同士が近くてある意味濃い音に感じてしまう
E3000だと音が近すぎず1歩離れたところから音楽が響いてきて全体がよく見渡せるかのような感じで音1つ1つが丁寧に聴き取れます
ゆえに解像度はE3000のほうが明らかに高いと言っていいでしょう
Eシリーズ迎えた当初はE2000のほうが解像度の高い音のように感じていたのにじっくり鳴らしたらE3000がじわじわと音よくなってきて総合的にE3000のほうが良い音という印象を抱いています
もうはっきり言ってしまうとE3000のほうが好きです、愛してますw

ここからはレビューというより私がE3000に恋を抱いてしまった理由について語りますw
E2000派からE3000派に変わった一番の理由はE3000のほうがよりナチュラルで聴き心地のいい音だから
Eシリーズは個性が強くないって言ったけど比べるとE3000のほうがより個性が抑えられた音で聴いていて安心感のある音ですね
一時の楽しさならE2000だけど恋人のように長い付き合いをしていくことを考えたら尖った個性のないナチュラルで優しさに溢れたE3000になるかな
あと鳴らしこんだらE3000でも大好きなハードロックが全然物足りなくなったことも大きいですね!
大人しい性格だけどハードロック鳴らしても迫力や力強さが足りないって思わせない懐の深さみたいなものに惚れましたね
E2000だとエネルギッシュで疲れているときに聴くとちょっとしんどくなってしまうんやけど
E3000だとどんなに疲れていてもどんなジャンル聴いても楽しいし心地よく音楽に浸れる
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少し前に紹介したアルバムAcid BLOOD Cherryでさえも鳴らしこんだE3000で聴くとクッソ楽しいという驚き!
E2000だと本当にライブハウスの爆裂したサウンド感が味わえて楽しいんだけど
E3000でこのアルバム聴くと落ち着いているのにイキイキとしていてyasuさんの声がより丁寧でナチュラル・人肌の温もりを堪能できる♪
シリアスな雰囲気により深みが増してより曲の世界観にのめり込んでしまう

E3000はお気に入りの音楽をより好きにさせてくれる、そんなE3000に恋を抱かないわけがないでしょうw
ちなみにこの記事の見出し画像にAcid Black CherryのカバーアルバムRecreation 4とE3000を重ねた画像というのがE3000の音の雰囲気をよく表していると思ってます
アコギを抱えた優しさとナチュラルな雰囲気を感じさせるyasuさんの姿がE3000のナチュラルで大人な色気を奏でるところと照らし合わせるとよく似合ってるかなと
実際このRecreation 4をE3000で味わうともう絶品♪
ABCっぽさをあまり感じさせないナチュラルな雰囲気のアルバムでE3000のナチュラルで心地よい音がすごくマッチしていて聴き惚れてしまうw このアルバムで聴けるyasuさんの声の優しさ、色気、カッコよさを心地よく堪能できるE3000たまりません!

E2000のほうがボーカル向きと言われてますが私としては真のボーカル向きはE3000じゃないかと思ってます
男性・女性ボーカルともに人肌の温もりを感じるナチュラルな聴き心地で惚れ惚れします
わざとらしい過剰な美しさよりやり過ぎ感のないナチュラルな音のほうがボーカルを気持ちよく味わえるんじゃないかな
特にサラ・オレインの聴き心地がいままで使ってきたどのイヤホンよりもナチュラルな温かみを感じられて感激しました

E3000鳴らしこんだらどんなジャンルも物足りなさがなく素晴らしいですが
クラシックの聴き心地が特に素晴らしいです
不自然さが一切ない楽器のナチュラルな音色が澄み渡るかのように響いてくるのが素晴らしい
¥5,000あたりのイヤホンでここまでナチュラルにクラシックを鳴らせるのはE3000が断トツだと思う

finalのイヤホンはいままでいくつか使ってきましたがE3000はfinalイヤホンの中でも特にfinalらしさを持ちつつfinalらしい癖を抑えた傑作だと思います
まさかここまでE3000を気に入るとは思っていませんでしたw
できることならEシリーズ両方手にするとおもしろいですがどちらか片方に絞りたいとなったら私はE3000をお勧めします
最初はピンとこなくてもじっくり使っていくうちに愛着のわくイヤホンになってくるでしょう